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多様化した雇用形態による企業の人事・労務課題を直視する
最近、過重労働にともなう過労死やハラスメントに関連した訴訟や和解のニュースも頻繁に報道されるようになってきました。本来であれば雇用に関する問題は、職場の労使間での健全で常識的対応で処理されるべきものです。ところが、企業と従業員の双方に無理解や身勝手な振る舞いが存在するならば、事態が思わぬ方向に向かってしまうこともあるものです。特に労働組合の組織率低下により労働組合の役割や機能を知らない企業や従業員が増加してきました。このため、企業は過度に組合や個人加盟のユニオンを恐れる傾向もあります。一方で自らの就労姿勢を顧みることなく“ユニオンに駆け込みさえすれば何とかなる”と誤解する者の存在や風潮も目立ってきました。
そこで、今回のミニ・フォーラムでは現役のユニオン関係者を招き、率直な意見交換を通して、今日多様化する雇用形態によって顕在化してきた企業と働く者の双方が負うべき解決課題などについて考えてみたいと思います。
◎問題提起
労働組合(ユニオン)の立場から見た雇用トラブル発生の要因
・最近の雇用トラブルの特長から見えてくる現場状況
・ユニオンが困ってしまう企業の稚拙な対応と過度な警戒心
・ユニオンも対応に苦慮する従業員からのトンチンカンな労働相談 の存在
連帯ユニオン・元支部執行委員長
中塚 大介(なかつか だいすけ)
プロフィール
1966年3月7日生まれ。1993年、全日本建設運輸連帯労働組合に加入。トラック職場で組合結成。以降、支部執行委員等を経て、2006年から2015年10月まで支部執行委員長。2002年〜2013年まで専従役員として建設やセメント生コンのトラック運転手の職場での組織化や労働相談を担当。
■日 時 2016年1月28日(木)17:30〜20:00(受付開始17:20〜)
■参加費 2,000円
■会 場 ちよだプラットフォームスクウェア(本館B1ミーティングルーム002)
〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3‐21
竹橋駅(東西線) 3b KKRホテル東京玄関前出口より徒歩2分
神保町駅(三田線・新宿線・半蔵門線) A9出口より徒歩7分
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